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ユーザーを自動追尾するドローン「HEXO+」--アクションスポーツの撮影も操縦者不要で可能に

河部恭紀 (編集部)2014年07月16日 10時32分

 Squadrone Systemの「HEXO+」は、自律的に飛行してユーザーを追尾することができるドローンだ。アクションカメラ「GoPro」と互換性のあるマウントを搭載しているので、アクションスポーツをしている時の様子を自動で空撮することが可能だ。

 自動追尾による空撮をするには、スマートフォンのアプリを使って撮影対象者とドローンの距離とともに撮影対象者に対するドローンの位置(前、横、背後など)を指定する。撮影用の設定をドローンに送信すると、ドローンは自動的に離陸し、指定の位置へと向かって飛び、撮影対象者が動き始めるまでその位置でホバリングする。追尾を開始したドローンは、撮影対象者のわずかな動きにも反応し、撮影用の設定に準じるよう自身の位置を常に調整する。

 ドローンの仕様は、大きさが62×52×12cm、総重量が980g。30度傾斜プロペラを持つヘクサコプターで最高飛行速度は70km/h。ジンバルおよびGoProカメラを取り付けた状態での飛行時間は15分となっている。

 HEXO+はKickstarterで7月16日朝まで資金集めをしていたが、最終的に集まった金額は5万ドルの目標額に対して130万6920ドルとなっている。

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