ソフトバンクモバイルは7月9日、日本国内において国際ローミングを利用するチャイナモバイルの契約者向けに、同社のLTEネットワークを7月10日より提供すると発表した。中国の携帯キャリア契約者向けにLTEネットワークを提供するのは、国内携帯キャリアで初となるという。
これにより、チャイナモバイルの契約者は国際ローミングに対応する端末を使用することで、日本国内でLTEによるデータ通信を利用できるようになるという。なお、チャイナモバイルの契約者は2014年5月末時点で約7億8729万人。
ソフトバンクは今後も、海外からの渡航者向けサービスの拡充を進めるとしており、チャイナモバイルのほかにも、米国、カナダ、韓国、スイス、シンガポール、香港、サウジアラビアの通信事業者10社の契約者向けにLTEネットワークを提供している。
なお、同社は海外でも高速通信サービスが利用できるFDD-LTEネットワークによる国際ローミングの対象エリアを、7月10日より台湾、7月11日よりイタリアおよびバチカンに拡大することも発表している。
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