Twitter上で一時的に、製品画像の下に「Buy now」(今すぐ購入)ボタンが表示された数件のツイートが現れたと、Re/codeが米国時間6月30日に報じた。
これらのツイートは、もはやRe/codeがキャプチャした形式では表示されなくなったが、新たな収益源の創出に向けたTwitterの計画の一端を示すものだった可能性がある。Twitterはこれまでのところ、収益源をスポンサー付きツイート(実質的に広告)に依存しているが、ウォール街はそれ以上を望んでいる。
今回の一連のツイートでは、小売業者へのリンクを含むソーシャルメディアサイト、Fancyから発信された製品が表示されていた。これらのツイートを探していた米CNETは、この購入ボタンが「Get Fancy app」(Fancyアプリを入手)ボタンに置き換えられているのを発見した。
Fancyを含む多くのソーシャルメディアサイトは、ソーシャルショッピングを手がけようとしている。失敗に終わったFacebookの「Facebook Gifts」を思い出してほしい。このオンラインストアは、ユーザーが自身のタイムラインを通じて物理的なギフトを贈れるようにしたものだったが、結局は廃止された。他のソーシャルメディアサイト、たとえばファッション中心のPolyvoreなどは、かなり前からユーザーの投稿に購入ボタンを付加してきた。画像を多用したサイトは、このモデルで成功を収めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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