ドコモ子会社、ビッグデータ解析によるマーケティング支援事業を開始へ

 ドコモ・インサイトマーケティングは、NTTドコモ、インテージと共同で、ビッグデータ解析により企業のマーケティング活動を支援するデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)を構築したと発表した。2014年7月中旬より事業を開始するという。

 この事業ではクライアント企業に対し、生活者の趣味嗜好や購買傾向などの解析データの提供と、生活者へのコミュニケーション支援を行う。インティメート・マージャーがブラウザのCookieにより収集しているウェブ閲覧履歴情報、インテージのモニター会員から集めたリサーチデータ、NTTドコモが保有する携帯電話の契約と利用に関する情報を解析し、生活者のインサイトを可視化できるという。

 なお、解析するデータは氏名、電話番号、メールアドレスなど個人を特定する情報を除くなどプライバシー保護のため匿名化する。またドコモの契約・利用情報は個別に同意を得た契約者のものに限るとしている。

 事業開始当初はウェブ閲覧履歴情報とインテージのリサーチデータを元にデータ解析を行い、NTTドコモが保有するデータについては、個別に同意した契約者の情報に限り、9月頃から投入する予定としている。


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