ファーウェイ・ジャパンは6月末以降に、計5機種のSIMロックフリー端末と、Bluetoothヘッドセットが一体になったスマートウォッチ「Talkband B1」を日本で展開すると発表した。まずはSIMロックフリーのAndroidスマートフォン「Ascend G6」を6月末から、ノジマをはじめとした量販店で順次発売するという。
これまでは主に通信事業者向け製品を販売していたファーウェイだが、新たにSIMロックフリー製品を加え、今後はこの2本の柱で日本市場を開拓。日本マーケットでの通信事業者を通じたビジネス経験と、コストパフォーマンスの良さ、製品レンジの豊富さなどを武器に、SIMロックフリー市場で戦っていく。
他社の投入端末が1~2機種であるところ、ファーウェイはスマートウォッチをあわせて計6機種を発売する。これついて同社では、今後のユーザーのニーズの変化を踏まえたものとしており、他社と差別化を図る狙いがあるという。
また、LTEのリーディングカンパニーとしての強みを活かし、SIMロックフリー市場にLTE対応端末を投入する計画。「基本的にはLTEをメインとし、エントリーモデルからハイエンドモデルまでを用意する」(同社)としている。
6月末に発売されるAscend G6は、2013年6月に発表されたフラッグシップモデル「Ascend P6」と同様のスタイリッシュなボディデザインが特徴で、女性でも片手で持ちやすい。ホーム画面のデザインは、操作性を追求した「Emotion UI 2.0」と、シンプルで使いやすい「SIMPLE UI」の2種類から選べる。チップセットはクアルコムのMSM8926(クアッドコア、1.2GHz)で、ストレージは8Gバイト、メモリは1Gバイト。希望小売価格は2万9800円(税別)。
今後、タブレットシリーズ「mediaPad」の最新製品「MediaPad X1」「MediaPad M1」「MediaPad 7 Youth2」と、5月にフランスで発表されたスマートフォン「Ascend P7」、腕時計型端末「Talkband B1」が展開される予定。
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