AT&T Mobilityの不特定数の顧客に関する個人情報が、複数の携帯電話をアンロックしようとしていた、あるサードパーティーベンダーの従業員らによって流出した。AT&Tはこれが事実であると認めた。
アカウントは米国時間4月9日~21日の間に、AT&T系列のサービスプロバイダーの従業員らによって無許可でアクセスされ、社会保障番号や生年月日が流出した可能性があると、AT&Tが顧客向けに送付した書簡で明らかにした。AT&Tによると、関与した従業員らは、顧客のアカウントにアクセスする一方で、顧客の個人的なネットワーク情報であるCPNI(Customer Proprietary Network Information)を参照することも可能になっていたという。これには、通話の時刻や日付、通話時間、相手先番号が含まれている。
AT&Tは何人の顧客が影響を受けたのか具体的に明らかにしなかった。しかし、カリフォルニア州法では、州内で500人以上の顧客に影響を及ぼす問題が発生した場合、企業はその事案を公開することを義務付けられている。
AT&Tによると、アカウントのアクセスは、「中古携帯電話市場において、AT&Tの携帯電話を『アンロック』する際に使われるコードをAT&Tから提供してもらうよう要求する作業の一環」として行われたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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