ブラジルW杯にあわせたウイルス攻撃にご用心--「感染せずに観戦」するためには - (page 2)

井指啓吾 (編集部)2014年06月12日 17時35分

「感染せずに観戦」するために

 マカフィーでは、ウェブ検索時の安全を確保するために、次のことを守るよう推奨している。

  • コンテンツを閲覧する際、なんらかのダウンロードを促すコンテンツに注意する。ストリーミングビデオを見たり、コンテンツをダウンロードしたりする場合は、公式なコンテンツ提供者のウェブサイトを利用すること。
  • “無料ダウンロード”は、ウイルスに感染する危険性が最も高い検索ワード。ダウンロードしたいビデオやファイルを検索する場合は、コンピュータにマルウェアを招き入れないように注意する必要がある。
  • ニュース速報は、信頼できる公式なニュースサイトで閲覧する。しかし定評のあるサイトであっても、ハッカーの餌食になる場合がある。サイトを訪問したりリンクをクリックしたりする前に、危険なサイトやリンクを通知するツールを必ず使用する。
  • 疑わしいサイトからビデオをダウンロードしてはならない。自分が見たいと思うようなニュースの大半は公式ビデオサイトで簡単に見られるので、わざわざダウンロードする必要はない。ウェブサイトに“独占映像のダウンロードができる”と書いてあっても、ダウンロードしてはならない。
  • 個人情報を簡単に提供してはならない。メッセージ、テキスト、または電子メールの受信や、公式サイト以外のサイトを訪問したときに、独占ニュースにアクセスするためという名目で、個人情報(クレジットカード、電子メールアドレス、自宅の住所、Facebookのログイン名など)の提供を求められても、入力してはならない。このような要求はフィッシング詐欺の常とう手段であり、なりすまし犯罪の被害に遭う可能性がある。
  • 話題のイベントや有名人のニュースを検索したい場合は、家にあるすべての機器にセキュリティ対策が導入されていることを確認する。
  • 携帯電話などのモバイル機器は、必ずパスワードで保護をする。携帯電話を紛失したり盗まれたりした場合、それを拾った人物があなたの情報をオンラインで公開する危険性がある。

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