動画や映像制作のクラウドソーシングサービス「Viibar(ビーバー)」を運営するViibarと、写真・動画素材の販売サイト「PIXTA(ピクスタ)」を運営するピクスタは6月2日、約15万円から動画制作を依頼できる低価格プラン「ストック素材利用動画制作プラン」を共同開発したことを発表した。
新プランでは、PIXTAで販売している770万点以上の写真やイラスト、動画素材とクライアントが提供する素材を組みわせた、オリジナル映像の制作を依頼できる。企画や制作はViibarに登録しているクリエイターが担当し、完成した動画は企業のイメージ動画や商品サービスの説明動画として活用できる。価格は、15秒プランが14万8000円、30秒プランが22万8000円、60秒プランが29万8000円で、いずれも税別価格。
Viibarではこれまでも、相場より安い60万円から実写動画の制作を請け負ってきた。しかし、最近は動画広告市場の成長にともない、より手軽な価格帯での動画制作のニーズが高まっていることから、新たなメニュー開発を模索していたという。一方のピクスタも、ストック素材を活用した動画制作がなかなか普及しないが、自社で企画や編集、制作ができないという課題を抱えていた。この両社の考えが一致し、新プランが生まれたという。
なお、ピクスタは4月に定額制のストックフォトサイト「Imasia(イメージア)」を開設したが、約1カ月で累計契約数は60件を超えているという。価格は30日プランが3万7800円(1点あたり50円)からとなっており、申し込みから1週間無料で利用できる法人向けのキャンペーンも6月30日まで実施している。
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