ソフトバンクとスタジオアリス、ビッグデータ活用で協業

 ソフトバンク・テクノロジーは5月28日、写真スタジオ大手のスタジオアリスにSaaS型ビッグデータプラットフォームサービス「4D Pocket」を導入し、ビッグデータを活用したウェブマーケティングプロジェクトを協同で開始すると発表した。

 スタジオアリスは4D Pocketの導入により、運営する国内400店舗の売上データと、SNSをはじめとするインターネット上にあるさまざまなデータを統合して収集、分析できるビッグデータプラットフォームを構築する。これにより、ユーザーニーズやトレンドをリアルタイムに把握し、イベントやキャンペーンといったプロモーション施策を効果的に実施することが期待できるという。

 スタジオアリスによると、ウェブマーケティングの重要性の高まりを受け、社内に専任部隊を新設し、2013年からデータの収集と分析をする準備を進めてきたという。一方でソフトバンクテクノロジーは今後、サービスの提供に加え、専任のデータサイエンティストによるビッグデータ活用ノウハウの提供など、将来の実践フェーズで必要となる専門的なサポートに取り組んでいくとしている。


「4D Pocket」サービスイメージ

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