ジュピターテレコムとTBSラジオ&コミュニケーションズ、文化放送、ニッポン放送は5月26日、J:COMのデジタルコミュニティチャンネル「J:COMテレビ」で、AMラジオの同時再放送サービスを開始すると発表した。5月27日から開始され、J:COMのケーブルネットワークを通じて家庭のテレビで3社のラジオ放送が聴けるようになる。
ラジオ聴取には、J:COMテレビのデータ放送の音声送信機能を使用。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、茨城県の各J:COMサービスエリアで、J:COMのネットワークに接続している約441万世帯で利用でき、J:COMの有料サービスに加入していない場合も、地上波10chで放送しているJ:COMテレビのデータ放送のメニューから、「AMラジオを聴く」ボタンを押すと、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送を聴くことができる。
ジュピターテレコムによると、この方式でのラジオ音声の再送信は首都圏で初めての取り組みになるとのこと。ラジオ局3社では、これにより、都心のビルの谷間や送信所から離れたAMラジオ放送の難聴取地域の受信改善となるだけでなく、約441万世帯にラジオの受信機が新たに置かれたこととなり、首都圏のリスナーに対するサービス向上となると同時に、ラジオ聴取の新たなスタイル構築にもつながるとしている。
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