奇妙に感じる人がいるかもしれないが、モバイル決済会社のSquareは、地味なレシートがパワフルなツールになり得ると考えている。というのも、レシートは買い手と売り手の間の決済と密接に結び付いているからだ。そうした理由でSquareはこのほど、デジタルレシートを介した直接的なコミュニケーションを可能にする新製品を発表した。
「Square Feedback」と呼ばれるこのツールは、買い手にデジタルレシート内のボタンをクリックしてもらうことで購買体験を評価させ、販売者側に直接メッセージを送信する。Squareによると、売り手が月10ドルの費用を負担することで提供されるこのサービスは、顧客サービスにとって価値あるパイプとなり、販売者が顧客と関係を築くのに役立つという。
Square Feedbackは、数多くの機能を備えるが、同社がとりわけ重要だと考えているのは、販売者が苦情や批判に対して直接的に対応できることだ。Squareは、毎月約1000万件のデジタルレシートを処理しており、そうした関係の構築を促進する機会は重要だと考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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