パリ発--Huawei Technologies(ファーウェイ)は現地時間5月7日、「Android」を搭載した新たなフラッグシップモデル「Ascend P7」を発表した。中国を拠点とするHuaweiはスマートフォン市場で第3位につけているが、この新端末でさらに上を目指す構えだ。
Huaweiは、「Huawei Ascend P7 global launch」(Huawei Ascend P7の世界展開)と題された報道機関向けイベントを当地で行い、その中で新端末を発表した。GoogleのモバイルOSであるAndroidを搭載するこのスマートフォンは、Huaweiの「Ascend P6」の後継モデルだ。
Ascend P7はフラッグシップ市場に必要な競争力のある仕様を数多く搭載している。解像度1920×1080の5インチディスプレイ、4G LTEネットワーク接続機能、1.8GHzのクアッドコアプロセッサ、13メガピクセルの背面カメラ、8メガピクセルの前面カメラを備えるほか、筐体の前面と背面に「Gorilla Glass 3」を採用している。本体の最下部はやや丸味を帯びたおなじみの形状で、厚みは6.5mmとかなり薄い仕上がりだ。また、搭載されているAndroidはHuaweiの「Emotion」インターフェースにカスタマイズされている。
Ascend P7は当初、欧州とアジアの数十カ国で6月に発売される予定だ。アンロック版の価格は449ユーロに設定されている。Huaweiでは、米国を含むその他の地域についてはその後に展開するとしている。Huawei Devices会長で、Huaweiのコンシューマー事業グループの責任者を務めるRichard Yu氏は今回のイベントで、「我々はこれを世界中で販売する」と発言した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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