以前からうわさされているAmazon.com独自のスマートフォンは、3D機能を壁紙、地図、そしてもちろんショッピングに活用する予定だと、BGRは米国時間4月15日の記事で報じた。
記事には、2014年中の発売が予想されているこの新型デバイスの流出画像とされる写真も掲載された。BGRの匿名の情報筋によると、最初に発売されるデバイスはハイエンドモデルで、その後により手頃な価格のモデルが発売されるという。米CNETはAmazonにコメントを求めているが、本稿執筆時点で回答は得られていない。
まさにAmazonらしさの表れだが、流出写真さえも、このスマートフォンがどのようなものかを示す手がかりを十分に見せていない。同社は、事業の詳細の大半を一般に公開しないことで知られている。写真では、デバイスが筐体を隠す四角いシェル(殻)で覆われている。前面には5つのカメラを搭載することが見てとれる。これらのカメラのうち1つはビデオチャット用で、Amazonの技術サポートサービス「Mayday」でも使える。
他の4つの前面カメラは低消費電力の赤外線カメラで、ユーザーの視点を追跡する。これにより同スマートフォンは、画面上の画像の位置を常に調整でき、3D体験を生み出すことができる。
さらに記事によると、このデバイスは3D機能のほか、13メガピクセルの背面カメラ、720pのHD解像度をサポートする4.6インチの画面、Qualcommの「Snapdragon」プロセッサ、2GバイトのRAMを備えるという。当然予想されることながら、このスマートフォンはAmazonが「Kindle Fire」タブレットに採用しているものと似たGoogle製OS「Android」のカスタマイズ版を搭載する見通しだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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