米国時間4月11日付けのThe Wall Street Journalの記事によると、Amazonが自社開発したスマートフォンを2014年中に発売する準備を進めているという。
詳細は(当然ながら)あまり明らかになっていないが、Amazonの非常に人気が高い他のエンターテインメント機器の例に倣うなら、その製品はおそらく「Android」ベースで、製品名の一部に「Kindle」または「Fire」という言葉が含まれるはずだ(「Amazon Fire TV」のように)。
今回のうわさは、CES 2011を思い起こさせる新鮮味のない話に思えるかもしれないが、少なくとも新しい機能が1つ加わっている。このAmazon製スマートフォンには、専用メガネの不要な3Dディスプレイパネルが搭載されるというのだ。
ただ、今回の件については、(もう聞き飽きたと言われるかもしれないが)「Amazon Prime」の無人飛行機が町の中を飛び始める可能性の方が現時点ではまだ高そうだ。
自社開発スマートフォンについてAmazonは公式に何もコメントしておらず、今後もコメントは期待できないだろう。同社は、新製品として発表する準備が十分整うまで口を閉ざしているのが普通だからだ。
過去の事例としては、南カリフォルニアにある歴史に残る飛行機格納庫で開かれた招待客限定の派手なイベントもあれば、Amazonの設立者兼最高経営責任者(CEO)のJeff Bezos氏も参加してシアトルの本社で開かれた、一部メディア向けの発表会もあった。
こうした招待状が舞い込み始めれば、われわれも大いに期待できるようになる。そしていつものように、期待はますます膨らんで手がつけられなくなるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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