「iPhone 6」のような期待の高い新しいスマートフォンの場合、そのリリースまでに、革新的な工夫がなされた興味深いコンセプト動画がいくつか登場するのは、毎度おなじみのことだ。それらの工夫は、実用的でも大衆市場向けとしてコスト効果の高そうなものでもないが、それでも考えをめぐらすことはすばらしい。
Sahanan Yogarasa氏による興味深いコンセプトは、ゲームに適したスライド式第2画面を備える極薄のiPhone 6を描いている。
このアイデアは、「すばらしい」と同時に「すぐの実現化は難しい」ものとして受け取られている。
スマートフォンをポケットに入れたときに占めるスペースが増えることなく、画面の広さが倍になる機会について問われれば、そのようになってもらいたいというのが答えだろう。では、このことを成し遂げながらも次期iPhoneをこれまでにないほど薄くするというアイデア(さらに4Kディスプレイとビデオキャプチャも備える)が実現可能かと問われれば、2014年には無理というのが答えだろう。
それでも、筆者は、すぐにでも実現されるべき事柄について、このような努力を喜んで注ごうとするオタクたちに好感を持っている。そして、世界で最も価値が高く、莫大な資金を寝かせている企業の1社に対して、このことが実現する道を模索してほしいと求めるのは、望みすぎではないだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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