Nestの最高経営責任者(CEO)であるTony Fadell氏は米国時間4月3日午後、同社が「Nest Protect」煙探知機を小売店から回収し、既存の所有者に対しては、ソフトウェアアップデート経由で中核的な機能の1つを無効にする予定であることを声明で明かした。
同社はこの問題について、「われわれは、特定の状況下で『Nest Wave』が誤って作動する可能性があるのではないかと考えるようになった。その場合、火災が実際に発生したときにアラームの作動が遅れるおそれがある」と説明した。
Nest WaveはNest Protectのジェスチャー認識機能で、ユーザーは同デバイスの前で手を振って、アラームを止めることができる。NestはWaveについて、アラームが誤作動したときにProtectを簡単に停止できる便利な機能と宣伝している。
Nestによると、同社は独自のテストでこの問題を発見したが、既存のユーザーから同じ問題の報告は受けていないという。同社は声明の中で、ソフトウェアフィックスの提供は2~3カ月後になると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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