Sansan、訪問や郵送で名刺のスキャンを代行--全国にスキャナ設置も

 名刺管理アプリ「Eight」を提供するSansanは3月18日、パートナー各社とともに、溜まった名刺のスキャンを代行するサービスを提供することを発表した。同社ではこれまで渋谷のコワーキングスペースに高速スキャナを設置するなどしてきたが、どこでも簡単に名刺をEightに取り込める環境作りを推進するため、新たにスキャン代行サービスの提供を決めたとしている。

  • あらゆる方法で簡単にまとめて名刺をデータ化できることを目指す「どこでもスキャン計画」を始動

 スキャンの代行は「訪問型」と「郵送型」から選べる。訪問型は派遣型スキャンサービスを提供する「SCANMAN」のサイトから、場所と日時を指定して申し込むことで、同社の専任スタッフが訪問し、大量の名刺をデータ化してくれる。スキャンした名刺はすべて返却され、数日後にはデータ化される。

 郵送型は、名刺スキャンサービスを提供する「名刺スキャンドットコム」のサイトから申し込み、送られてきた名刺発送パックに名刺を入れて、指定されたスキャンセンターに郵送する。スキャンが終わると郵送で名刺が届き、こちらも数日後にはデータ化される。Eight自体は引き続き無料だが、訪問型、郵送型ともにそれぞれのサービスの料金が発生する。

 同社では現在、渋谷4カ所のコワーキングスペースに高速スキャナを設置しているが、今後はこれを全国主要都市のコワーキングスペースにも拡大し、2014年中に全国50カ所以上で展開したいとしている。また、同社の取り組みに賛同するコワーキングスペースやパートナーを募集するとしている。

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