韓国を拠点とするサムスンは現地時間3月14日、視覚障害者を支援するスマートフォン「GALAXY Core Advance」向けに3つの新しいアクセサリを発表した。
1つは、GALAXY Core Advanceに装着する「Ultrasonic Cover」で、超音波を使って物体を検知し、ユーザーがなじみのない場所などを移動する際に支援する。進む方向に障害物があるとケースが振動する。サムスンによると、2メートル以内にある物体を検知できるとのことで、視覚障害者に特に役立つと考えられる。
サムスンはUltrasonic Coverに加えて、「Optical Scan Stand」と「Voice Label」も発表した。Optical Scan Standは、印刷物の上にGALAXY Core Advanceを保持するスタンドで、端末上の「Optical Scan」ソフトウェアが起動して文字を読み上げる。Voice Labelは物体を識別するアクセサリで、ユーザーはメモをとったり音声ラベルを作成したりして周囲の物を区別できる。
「(Voice Labelは)短い説明を録音できるので、ユーザーが電子機器の使い方を判断するのにも役立つ」とサムスンは述べている。
これらのアクセサリは既に販売されている。サムスンは、「将来的に」他の「GALAXY」端末向けにも提供していきたいとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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