ゲオホールディングスは3月7日より、公式スマートフォンアプリの作品レビューコーナーを充実し、他のユーザーにも公開できる仕様にした。
このアプリは店舗の会員証(フィーチャーフォンも利用可能)にもなるもので、2013年11月のリニューアルから3カ月で100万ダウンロードを突破したことを発表している。2月24日には全国の直営店舗1136店でカードレスのアプリ会員証機能を導入するなど、実店舗とスマートフォンとの連携に力を入れている。
今回リリースされた新機能は、過去にレンタルしたDVD作品やお気に入りの作品をアプリ上のボードにコレクションのように並べられる「コレクションボード」で、作品に対する感想などを書き込めるレビューを拡充。レビュー内容を他のユーザーにも公開できるようにしたもの。
「ネタバレ」要素の有無を他のユーザーに注意や表示できる機能を備え、またFacebookなど他のSNSとも連動。アプリからSNSへの連携投稿も可能だ。
ゲオはDVD・CDレンタル業界でTSUTAYAに次ぐ業界2位の企業だ。「100円レンタル」など徹底した低価格路線を仕掛け、中小レンタルチェーンの店舗数はピーク時の3分の1になるなど縮小傾向にあるレンタル業界の中で、ゲオはM&Aや積極的な新規出店を続けている。
オンライン事業に関してはこれまでTSUTAYAに遅れをとってきたが、TSUTAYAのTポイントに対抗するPomtaのローンチカスタマーとしてPontaの巨大な会員資産とネットワークをベースに囲い込み戦略を強化していく。ゲオの顧客データベースやPOSシステムと連携しPontaIDも紐付けられる「ゲオアプリ」は、重要な戦略的ソリューションと位置づける。
ゲオ店頭では積極的なアプリの利用促進を進めており、3月31日までにアプリをインストールするとアプリ内通貨「ゲオス」を通常の5倍で獲得できる「100万ダウンロード突破記念キャンペーン」も展開中だ。
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