2013年に発売したローエンドの「Keon」と「Peak」の両機種からグレードアップし、スペインの携帯電話メーカーGeeksphoneは、Intelベースの新たな「Revolution」を現地時間2月20日に239ユーロ(約327ドル)で発売する予定だ。
Revolutionには、Googleの「Android」またはMozillaの「Boot2Gecko(B2G)」が搭載されている。Boot2GeckoはオープンソースでブラウザベースのOSで、「Firefox OS」という名称の方がよく知られている。Geeksphoneによると「Firefox OSは、キャリアと提携していない独立したメーカーには現時点では使用が認められていないブランドである」ため、同社は、Mozillaが同ソフトウェアのプロジェクトを指して使うB2Gという名称を使わざるを得ない。
Geeksphoneは同社初期のスマートフォンに搭載していたARMプロセッサから、Revolutionでは1.6GHzでデュアルコアの「Intel Atom Processor Z2560」に変更した。これにより、Firefoxのファンや開発者は、現状よりもさらにプロセッサのパワーを得られるはずだ。Geeksphoneは同機種について「強力なデバイス」だと断言している。
一方、ネットワーク接続に関してはRevolutionは最新ではない。HSPA、HSDPAおよび WCDMAの各規格を採用した3Gネットワークにしか対応していない。
Geeksphoneはスペインの小規模企業で、もう1つの製品も開発している。同社は新機種「Blackphone」の詳細をあと2週間足らずのうちに、バルセロナで開催されるMobile World Congressで発表する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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