「Flappy Bird」が米国時間2月9日、アプリストアから削除された。開発者が、人気の高いこのゲームを近く廃止すること通知してからわずか数時間後のことだった。
この「iOS」と「Android」向けの無料スマートフォンゲームは、モバイル市場で爆発的な人気を博し、1日あたり5万ドルの広告収入を得ているとされていた。Flappy Birdは、「App Store」で5000万回以上ダウンロードされており、4万7000件のレビューが投稿されていた。
Flappy Birdは1月後半に、米国のApp Storeと「Google Play」ストアで1位を獲得し、複数のメディアがこの広告ベースのタップして遊ぶゲームの魅力を伝えようとした。Flappy Birdは、「スーパーマリオブラザーズ」から着想を得た、画素で表現されたアートスタイルを特徴としていた。しかしこうした注目は、同アプリの開発者Dong Nguyen氏にとっては大き過ぎたようだ。
Nguyen氏は2月8日、同ゲームの成功に困惑した様子で、9日にアプリストアから同ゲームを削除するとツイートしていた。
I am sorry 'Flappy Bird' users, 22 hours from now, I will take 'Flappy Bird' down. I cannot take this anymore.
— Dong Nguyen (@dongatory) February 8, 2014
Nguyen氏は続けて、ゲームの開発は続けるがFlappy Birdは売らないとツイートした。ハノイを拠点とするこのゲーム開発者は、「Jetpack Joyride」などのゲームによって人気になった、ジェットパックを身に着けて無限に走るようなゲームのシンプルなものに取り組んでいるとされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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