Obama米大統領は米国時間1月28日夜の一般教書演説の中で、米国におけるハイテク製造拠点拡大を推進する姿勢を示し、2014年に米国内に6つの新しいハイテク製造業ハブを創設することを提案した。
「また、われわれにはまさに今、ハイテク製造業における雇用の次なる波の獲得に向けた競争において、他国に勝つチャンスがある」とObama大統領は国民に向けて毎年行われる一般教書演説の中で述べた。ノースカロライナ州ローリーとオハイオ州ヤングスタウンに存在する2つのハブは、「米国が最先端技術において世界をリードできるように導く可能性を秘めた大学の研究施設に、企業を結び付けた」と同大統領は述べた。
Obama大統領は、ハブを創設する場所やその専門分野については触れなかった。
Obama大統領は2013年の一般教書演説で、ヤングスタウンが新しい3Dプリント業界の中心地としての役割を果たしたことを取り上げた。同大統領は、連邦政府による3000万ドルの助成金と企業や大学で構成される団体による4000万ドルによって、全米積層造形イノベーション機構(NAMI:National Additive Manufacturing Innovation Institute)が製造業に革新をもたらしていることを説明した。
「かつて閉鎖された倉庫が今では、新たな労働者がほとんどあらゆるものの製造方法を革新する可能性のある3Dプリントを習得している最新式の研究所になっている」とObama大統領は2013年の一般教書演説で述べ、「これを他の都市で生じさせられない理由はない」としていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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