シャープは1月16日、タッチディスプレイ「BIG PAD」シリーズに2機種4モデルを追加した。発表されたのは60V型「PN-L603A/L603B」(L603A/L603B)、70V型「PN-L703A/L703B」(L703A/L703B)で、いずれも最大4人の同時書き込みができる。発売は3月10日から順次。想定実売価格は税別でL703Aが96万円前後、L703Bが82万円前後、L603Aが77万円前後、L603Bが63万円前後になる。
BIG PADは電子黒板やテレビ会議用ディスプレイとして使うオフィス向けモデル。タッチ式の液晶パネルを備え、専用タッチペンによる画面への直接書き込みや画面の拡大、縮小などに対応する。
専用タッチペンは、先端部に感圧センサを内蔵し、軽いタッチによるスムーズな書き込みが可能。L703A/L603Aにはページ送り/戻しやペンソフト連携ができる機能ボタンが付いたタッチペンが1本同梱され、L703B/L603Bには機能ボタンなしのタッチペンが1本付属される。機能ボタン付きのタッチペンはオプションとして購入できる。
全モデルでモバイル端末やノートPCなど、最大50台の機器と同期できる「タッチディスプレイリンク2.0」を内蔵し、拡大、縮小やシート送りを連動させることが可能。モバイル端末側から本機への書き込みもでき、本機の画面をキャプチャすれば個人のメモとして手元の端末に保存も可能。ExcelやWord、PowerPoint、PDFファイルを表示した際は、資料の上でペンで手書きした状態で保存することもできる。
L703A/L603Aには、電源を入れるとすぐに画面に書き込みができるホワイトボード機能も搭載する。ディスプレイ解像度は1920×1080ピクセル。サイズは70V型が高さ1010mm×幅1647mm×奥行き94mmで、重量約61(L703Bは59)kg、60V型が高さ890mm×幅1437mm×奥行き94mmで、重量約48(L603Bは46)kgになる。
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