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セキュリティソフト「ESET」新版--キヤノンITSが12月12日から発売

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 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は12月10日、「ESETセキュリティソフトウェア」シリーズの新製品を12月12日から発売すると発表した。ESETセキュリティはスロバキアのESETが開発、キヤノンITSが国内総販売代理店として取り扱っている。

 12月12日から発売する新製品は、個人向け総合セキュリティソフトの「ESET ファミリー セキュリティ 2014」(ダウンロード版で5台用、1年版の価格は5800円)、「ESET パーソナル セキュリティ 2014」(ダウンロード版で1台用、1年版の価格は3200円)。法人向けクライアント専用ソフトとして「ESET オフィス セキュリティ 2014 5PC+5モバイル」(1万8400円、同ソフトの“1PC+1モバイル”が6800円)、ウイルス・スパイウェア対策ソフト「ESET NOD32アンチウイルス 2014 Windows/Mac対応」(パッケージ版4800円、同ソフトの“5PC”が1万6980円)などをラインアップする。


ESET ファミリーセキュリティ 2014

ESET CEO Richard Marko氏

ESET ウイルスラボ責任者(CRO) Juraj Malcho氏

 Windows向けでは、高い評価を得ているというシグネチャ型防御とヒューリスティックによる防御に加えて「アドバンスド メモリースキャナー」「エクスプロイト ブロッカー」「バルナラビリティ シールド」という3つの機能を搭載している。

 アドバンスド メモリースキャナーは、メモリの監視機能を強化した。高度に難読化、暗号化されたウイルスの不審なプロセスの振る舞いを監視し、メモリ内でウイルスを解析できる。エクスプロイト ブロッカーは、ブラウザやメールなどのアプリケーションの脆弱性を悪用するウイルスから端末を守るもので、脆弱性を悪用する動作を監視し、疑わしい振る舞いを検出したら、ただちに動作をブロックする機能である。

 バルナラビリティ シールドは、個人向け製品に含まれるソフト「ESET Smart Security V7.0」にのみ搭載されるもので、不正侵入防止システム(IDS)機能を強化し、脆弱性に対してネットワークレベルで対応する。既知の脆弱性やセキュリティホールを悪用したウイルス攻撃、ハッキングによる外部ネットワーク攻撃に対する防御力を向上させているという。

 ESET最高経営責任者(CEO)のRichard Marko氏は「ESETは今年、25周年を迎えており、すでに世界各国で1億人を超えるユーザーがいる。セキュリティ分野で高い権威を持つ賞“VB100”を10年連続で受賞しており、これを達成しているのは全世界で当社だけである。日本でも多くの賞を獲得している」と同社の優位性を説明。新製品についてMarko氏はこう語った。

 「新製品は、ユーザーから期待される基本機能はすべて搭載した。マルウェアからの保護に向けたさまざまな機能を網羅する形に進化した。アドバンスド メモリースキャナー、エクスプロイト ブロッカー、バルナラビリティ シールドの3つの機能に加えて、利用者のプロファイルを保護するソーシャルメディアスキャナーも搭載した。モバイルデバイスのセキュリティのために“ESET Mobile Security”も提供する。さまざまなデバイスを安全に使ってもらえるための製品を用意していく」

 ESETは、モバイルデバイスを利用する際に認証する「ESET Secure Authentication」をすでに海外展開しているが、日本での発売については、「現時点では未定である」とした。

 ESETのウイルスラボ責任者(CRO)であるJuraj Malcho氏は、マルウェアの最新状況を説明した。

 「日本では、TrojanDownloader.small.AABやTrojanDownloader.Waski.A、Win32/Spy.Zbot.AAUなどによる攻撃が増加し、これらのマルウェアは、世界的に見ても2位や3位となる数が日本で検出されている。Android端末への攻撃が増加している点も見逃せないほか、Linuxサーバへの攻撃も増加しており、これにより数千というサイトが感染するといったこともある。サイトを乗っ取ったり、情報を勝手に暗号化して閲覧できない状況を作り、それを解除するために身代金を要求したりする“ランサムウェア”が増えている。ランサムウェアの被害では、日本は世界20位以内には入っていない」

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