企画などのアイデアを出すのに有効な手段の1つとされている、マインドマップ。スマートフォンやタブレット向けに、マインドマップを作成しやすくするツールはすでに多く存在するが、そうした中でもより直感的に、思ったことをそのまま記述できるのが「MindBoard」だ。
MindBoardをひと言で説明すると、「手書きができるマインドマップ」ということになるだろう。マインドマップ自体はデジタルで管理しやすくなっているが、マップ上の各項目には、テキストではなく手書きで内容を記述できる仕組みが整えられている。それゆえ指やペンで直接文字を記述できるのはもちろん、線を引いたり、絵やイラストを用いたりしたマインドマップも簡単に作成できる訳だ。
MindBoardでマインドマップを作成するには、まずすでにある項目の左右にある「+」マークのボタンをドラッグして項目を追加していく。次に、追加した項目の文字色や枠線などを変えたい場合は、その項目をシングルタップ、内容を手書き入力したい場合はダブルタップして、それぞれ編集を加えていく。後はこれらの作業を繰り返し、マップを大きくしていけばよい。ちなみに内容を記述する際は、手書きで文字入力がしやすいよう自動的に画面が拡大して見やすくなるほか、やり直しや削除も簡単にできるので、記述間違いをしても修正は手軽だ。
さらに背景のテーマを変える機能も用意されている。通常の背景は白色だが、これを黒板風などに変更することも可能。マインドマップがより見やすくなるよう、好みの色に調整するといいだろう。
完成したマインドマップはPDFファイルとして出力することも可能であり、スマートフォン上だけでなく他のアプリや、PCなどでも利用可能となる。またGoogleドライブとの連携機能も用意されているので、クラウド上にデータを保存しておくことも可能だ。
アナログ的な雰囲気のある手書きのマインドマップを見れば、より人間らしさが出てアイデアを膨らませやすくなるかもしれない。それだけに、今アイデアに詰まっているという人は、気分を変えてみる意味でも、MindBoardを活用するといいだろう。もし可能であれば、広い画面を持つタブレットと、ペンを用いて利用するのがベストだ。
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