ソフトバンクBBは11月7日、スマートフォンやタブレットと連携して遊べる「スマート トイ」を11月9日より順次発売すると発表した。
ソフトバンクBBのバイヤーが海外の展示会やデパートなどで探してきた製品で、9種類16アイテムを販売する。SoftBank SELECTION オンラインショップやAmazon.co.jp、SoftBank SELECTION取扱店、スマートフォンアクセサリ取扱店で販売する。
自身も1歳半の子どもを持つSoftbank SELECTION 事業推進本部 戦略商材開発室の辻英一氏は、「海外でスマートフォンやタブレットを使ったスマートトイが増えてきている。これは日本でも流行るんじゃないか、おもしろい」と導入したいきさつを話した。
2010年に設立された英国Escapetechは、iPhone/iPadを玩具本体に装着し、3Dゲームが楽しめる「Luksi(ルクシィ)」など4製品を提供する。いずれもアプリは無料で提供され、対応機種はiPhone 3Gs以降(iPhone 5cのみ非対応)。Looksi CEO Elliott Myers氏は、任天堂のスーパーマリオ64をきっかけに3D体験に目覚めたという。インスピレーションを得るため、仕事や遊びで何度も日本に訪れているという。
「Looksi Pups(ルクシィ パップス)」(オンラインショップ価格:2980円)は、iPhoneを玩具本体に入れると子犬が3Dで現われ、元気に中を走り回る。音声に反応し、いろいろな芸を覚えさせたり、エサをあげたりして世話ができる。
「Battle Dino(バトル ディノ)」(同:2980円)は、Looksi Pupsと同様にアプリを使って恐竜を育てられるというもの。恐竜は3Dで登場する。バトルには音声認識を使用し、「ガオー」とより大きく吠えた方が勝つしくみだ。
「Turbo Cops(ターボ コップス)」(同:2980円)は、3Dのカーチェイスが楽しめる。iPhoneを装着したクルマ(玩具本体)を傾けると、方向やスピードを調節できる。ライトやサイレンの音、バイブレーションによってリアルなカーチェイスが楽しめるとしている。
「Looksi Aquarium(ルクシィ アクアリウム)」(同:6980円)は、iPadを3Dアクアリウムにする製品だ。さらに、iPadとiPhoneをBluetoothで連携させると、水槽の中の魚を釣ることができる。
2012年に設立された米国のUboolyは、スマートフォンを利用したぬいぐるみ「UBOOLY(ウーブリー)」(同:3480円)を提供する。対応機種は、iPhone 3Gs以降とAndroid 2.2以上。ぬいぐるみにスマートフォンを装着し、人工知能を持つUBOOLYと会話を楽しめるというもの。
ふわふわの丸い形が特長で、話しかけてゲームを楽しんだり、UBOOLYのジョークを聞いたりできる。コンテンツは、随時更新されるため飽きがこない工夫がされているという。
このほかにも、香港の玩具メーカーWowWee(ワウウィー)からiPadでお絵かきが楽しめる「ArtSee STUDIO」(4980円)、米国iCess LabsからスマートフォンやタブレットとBluetoothで接続してコントロールできるラジコンカー「APP-CONTROLLED BMW X6」(同:1万4800円)、「APP-CONTROLLED Benz SL65」(同:1万2800円)、米国Griffin TechnologyからiPadで塗り絵やアニメーションを楽しめる「Crayolaデジツール」(2980円)3製品が登場予定だ。
ソフトバンクBBは、今後もスマートフォンやタブレットをより楽しく、より便利に使える海外の製品やソリューションを国内で提供していくとしている。
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