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ジブリ鈴木プロデューサーのデジタル仕事術--“見習い”川上氏の評価は?

藤井涼 (編集部)2013年10月31日 08時30分
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 「告白になるんですけど、僕は新しいモノ好きなんです」――スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏は10月30日、KDDIと実施したキャンペーン「風立ちぬへの手紙」の記者発表会で、自身のネットに対する思いや、独自のスマートデバイス活用法について語った。

  • スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏

 鈴木氏といえば、8月に「天空の城ラピュタ」がテレビ放映された際に、ニコニコ生放送で開催された「バルス祭り」にゲストとして出演したことが記憶に新しい。ジブリはネットとは距離を置いているイメージがあるが、鈴木氏は「僕は新しいモノ好きなんです。だから良いか悪いかは考えずに、まずは自分で試すことにしているんですよ」と自身のスタンスを説明する。

 自らを“新しいモノ好き”と表現する鈴木氏だが、最近はiPhoneやiPad、Apple TV(セットトップボックス)など、アップル製品を中心に仕事に活用しているのだという。「予告編を作ったりするには(動画を)何回もチェックしないといけない。それを僕はすぐにiPhoneやiPadに入れて、Apple TVに飛ばしてチェックしているんです。そうすると、みんな内容よりも飛ばしていることに感動して、すぐに『良い』って言ってしまう(笑)」(鈴木氏)。

  • 「ジブリの森」

    (C)Studio Ghibli

 動画コミュニケーションサービス「niconico」を運営するドワンゴの代表取締役会長である川上量生氏は、2011年1月から“プロデューサー見習い”として鈴木氏に弟子入りし、ジブリのネットプロモーションを任されている。鈴木氏がバルス祭りに参加したこと自体が、すでに変化の表れなのかもしれないが、川上氏は“ネット担当”としてジブリにどのような影響を与えたのだろうか。

 川上氏の存在について鈴木氏は「僕もいろいろなものに手を出すんだけど、ネット全体のことになると難しい。そんな時に彼がきてくれていろいろと教えてくれたんですよ。たとえば『ジブリの森』は彼が考えてくれました、これは有り難かったですね。川上さんは専門家だから彼にお願いしておけば安心、確実じゃないですか。だから、ジブリとしては下手なことをやらなくて済んだので、そういう意味では感謝していますね」と思いを明かした。

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