10月24日、ブラジル・サンパウロにて開催したブラジルゲームショウにおいて、ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されているレースゲームシリーズ「グランツーリスモ」と、非営利団体「アイルトン・セナ財団」との長期的なパートナーシップを発表した。
アイルトン・セナ財団は、世界的なレーシングドライバーとして活躍したアイルトン・セナの生前の願いを、姉のヴィヴィアーヌが受け継ぐことで1994年に設立された非営利団体。
このパートナーシップにより、12月5日に発売予定のPS3用ソフト「グランツーリスモ6」について、オンライン・アップデートを通じ、アイルトン・セナのコンテンツを提供。プレーヤーはアイルトン・セナのレースキャリアのルーツを巡る旅を、ゲームプレイを通じて体験できるという。
なお、「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサーを務める山内一典氏は、以下のようにコメントしている。
アイルトン・セナは私にとっての永遠のヒーローで、そのアイルトンの遺志を受け継いだ、アイルトン・セナ財団をパートナーとして一緒に仕事ができることを誇りに思います。もし、アイルトン・セナがいなかったら、おそらく『グランツーリスモ』というビデオゲームもまたこの世には誕生していなかったでしょう。
アイルトンが生前に残した願い「子供たちを助けたい」を具体化させたアイルトン・セナ財団と出会い、アイルトンの姉のヴィヴィアーヌさんや姪のビアンカさん、そして財団のみなさんの子供たちの教育への献身的な活動、その高い理念を理解するにつれ、私は「アイルトンはまだ生きているのだ」という思いを強くしました。
このアイルトン・セナを巡るプロジェクトは『グランツーリスモ』を通じて、アイルトンのスピリットと彼の伝説を再定義することになるでしょう。私が財団のみなさんを通じて受け止めたアイルトン・セナのバイブレーションを、『グランツーリスモ6』を通じて、プレーヤーのみなさんにも伝えることができたら、私にとって、それほど幸せなことはないでしょう。
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