Microsoftがタブレット市場に投入した最新製品の「Surface Pro 2」は、ほとんどの人にとってはあえて分解したくなるようなものではない。
iFixitは米国時間10月22日、Microsoftの新しいSurface Pro 2の分解方法を示す写真とガイドを公開した。iFixitでは1世代前の「Surface Pro」と同様に、修理容易性スコアを10点満点中1点としている。
「筐体を開けるのは細心の注意を要する困難な作業で、失敗の余地はない。一度の失敗で、ディスプレイの端にある4本のリボンケーブルのうちの1本を切断してしまう可能性が高い。ディスプレイやバッテリを含むすべての部品が、大量の接着剤で所定の場所に留められている」とiFixitは報じている。
Surface Pro 2を分解する作業は、控えめに表現しても、困難と言えるようだ。iFixitによると、デバイスには、90個以上のネジと数十個の留め具が使用されているという。iFixitがこのデバイスを何とかこじ開けるのに成功すると、内部には「Intel Core i5」プロセッサに加え、いくつかの部品が見つかった。iFixitは、デバイスに搭載されている128GバイトのSSDドライブが4GバイトのRAMと同様にSK Hynix製であることを確認した。タッチスクリーンコントローラとAVRマイクロコントローラはAtmel製だった。
だが、今回の分解の見どころは、Surface Pro 2をこじ開けて部品を見るという非常に困難な作業自体にあるようだ。筐体を開けるだけでも、この機器が使えなくなってしまう危険性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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