Twitterが、ダイレクトメッセージの処理を改良中であるという。
同社は現在、同社のダイレクトメッセージングプラットフォームをスタンドアロンのサービスにするべきか、それとも、同社の既存サービスにおいてより目立つように配置するべきかを検討しているという。All Things Digitalが米国時間10月17日、Twitterの計画に詳しいと主張する複数の情報筋の話として報じている。
Twitterはこれまで数カ月間にわたり、同社のダイレクトメッセージにひっそりと変更を加えてきた。Twitterは2013年に入り、フォローする相手であればユーザーがダイレクトメッセージを送信できるようにする機能のテストを開始した。その機能は現在、同ネットワーク全体にわたって徐々に提供開始されている。Twitterがこれまで数年間、ダイレクトメッセージングをほとんど取り上げることなく、同社サービス内に埋もれさせてきたことを考えると、この動きは注目に値する。
All Things Digitalの情報筋らによると、Twitterは人気の高いメッセージングアプリケーションである「WhatsApp」と「カカオトーク」を、コミュニケーション分野における同社の地位を脅かす存在として見ている。スタンドアロンのメッセージングアプリをリリースするか、独自のダイレクトメッセージ機能をより便利なものにすることによって、同社はこの問題を回避できるかもしれない。
米CNETはTwitterにコメントを求めているが、本稿掲載時点で回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス