大阪にて開催中のイベント「B Dash Camp 2013 Fall in Osaka」。その中で、「ピッチアリーナ」 と題したプレゼンイベントが午後2時から開催される。
10月7日に開催された予選を勝ち抜いたスタートアップらが、10月8日の本戦に臨んだ。プレゼンに合わせて各社を紹介していく。
B Dash Venturesの西田氏による説明。予選で33社から選ばれた8社と、シード3社のスタートアップが登壇する。
台湾の886 Foodは高品質な農作物を販売するECを展開する。商品はコピルアック(コーヒー豆)など。
米国のbinpressはオープンソースプロジェクトを商業化するマーケットプレイスだ。
価格の70%を開発者に還元する。年末には5000万ドルを開発者に提供できることを目指すという。
台湾のCliPickは、ECサイト向けのレコメンデーションエンジンを提供する。
ユーザーが選んだ衣服の同系色の商品などを提案してくれる。導入サイトで収益2倍を達成した実績を持つという。
InnoBetaのUIscopeはスマートフォン向けサービスのテストサービス。
テスターをクラウドソーシングで集め、動画でその動作を記録。クライアントに動画を提供する。価格は1テスト30ドル。500社以上の利用実績がある。
タイのJazzPayは、SMSとアプリを組み合わせたモバイル決算サービス。
クレジットカード普及率が低い市場向けにサービスを提供していく。
日本のKAIZEN Platformが提供するplanbcdは、クラウドソーシングを利用したA/Bテストツール。
コンバージョンの高いテスト結果の表出回数を自動的に増やすことで、より高いコンバージョンを実現する。
元はてなCTOの伊藤直也氏が技術顧問に就任することも明らかにした。
すでに2ヶ月で1億円の受注を達成しているという。
ニュージーランドのPuteko が提供するcolAR Mixは、塗り絵を3D技術を使って立体的に再現できるARアプリ。
日本向けにも製品を提供する予定で、年末までに日本拠点も設立するとしている。
台湾のQ.L.L.は、幼児向け言語教育アプリを展開する。
今後は東南アジアでサービスを展開していく。
台湾のStorySence Computingは、位置情報、店舗情報をに合わせて、趣味趣向の近い友人と遊ぶことを提案するLAKIを展開する。
日本発のTimersが手がけるPairyは、恋人とのメッセージングや、画像共有を実現するアプリ。
クチコミで12万ユーザーを集めており、2014年3月よりマネタイズも進めていく。
こちらも日本発のWebPay。スタートアップ向けにクレジットカード決済サービスを提供する。
開発工数は半日程度、3営業日での審査を実現する。
以上、登壇したのは11社のスタートアップだった。午後5時45分からは審査の結果が発表される予定。
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