ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは9月25日、BDやDVDソフトのパッケージにクラウドサービスを組み合わせた新パッケージディスク「MovieNEX(ムービーネックス)」を発売すると発表した。ディスクを使ってテレビなどで視聴できるほか、クラウド上にあるコンテンツをインターネット経由で視聴できる。
11月20日に発売する「モンスターズ・ユニバーシティ」を皮切りに販売を開始し、今後は対応タイトルを拡充していく予定だ。
MovieNEXは、従来BD/DVDプレーヤーやテレビがなければ見ることができなかったパッケージメディアの視聴環境を大きく変化させるもの。クラウド上に「デジタルコピー」を用意することで、視聴に対応する機器をスマートフォンやタブレット、PCまで拡大させ、場所を問わず視聴できることが特長だ。
11月に発売されるモンスターズ・ユニバーシティには、BD、DVDディスクに専用の「Magicコード」が同梱され、そのコードを入力することでデジタルコピーの取得が可能。作品はダウンロード、ストリーミングに対応しており、視聴環境に応じて選択できる。
加えて、オリジナルコンテンツが体験できる「MovieNEXワールド」も用意する。これは作品のテーマ曲や作品内の楽曲をダウンロードできたり、お気に入り映画のゲームやアプリが入手できたりする、進化型のコンテンツだ。インターネット上に専用のウェブサイトが設けられ、そこにアクセスすることで、さまざまなサービスが受けられる。
発売タイトルは
いずれの作品もBD、DVDにボーナスコンテンツ、デジタルコピー、MovieNEXワールドが同梱され、価格は4200円になる。ちなみにウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンでは、BDとDVDをセットにしたタイトルを4000円程度で販売している。
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