NTTドコモは9月18日、FOMAエリアで利用できるパケット対応トランシーバサービス「ドコモビジネストランシーバ」を9月24日から提供すると発表した。トラック・バスの運行管理、タクシー無線などで業務用無線を利用している法人をターゲットにしたサービスとなる
ドコモビジネストランシーバは、音声通話(半二重通信)に加えて、トラック・バスの運行管理や配車システムとのデータ連携に対応した端末。対象エリアは、全国のFOMAエリアおよびFOMAプラスエリアとなっている。
対応する車載設置型トランシーバ端末は、富士通テン製とモバイルクリエイト製の2機種。初期費用として、オープン価格のトランシーバ端末料金と契約事務手数料3150円がかかる。2年間の継続利用を前提とした「トランシーバ割」を適用した場合、月額費用は3150円で、8400円分(40万パケット)の無料通信が利用できる。
同社によれば「従来の無線方式は免許取得が必要な場合があるほか、基地局の構築や運用を独自に行う必要があった。しかし、FOMAネットワークを利用することで、基地局の構築コストや運用コストを削減できる」とのことだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果