リプレックスは9月10日、写真アルバムアプリ「Scene」を公開した。iOSおよびAndroidで利用できる。
Sceneは、写真を「見る」「見つける」「まとめる」「配る」という機能を備えたアルバムアプリだ。iOSのカメラロールのように、写真をタイル上に並べて表示するUIでは、日付を表示することで、いつ撮った写真なのかを容易に確認できる。また、日付をクリックすると、カレンダー形式での表示にも対応する。
画面を右にスワイプ操作することでアルバムを表示。この状態で複数の写真を選択し、ドラッグ&ドロップ操作するだけで、既存のアルバムに写真を追加したり、新規のアルバムを作成したりできる。
さらにアルバムはクラウドサービスを通じて友人との共有が可能。メールやSMS、LINEなどでURLを共有すればウェブ上で閲覧できるほか、共有した友人がSceneのアプリをダウンロードしていれば、以後はアプリ間で直接アルバムを共有できる。一度共有したアルバムは、URLを削除することも可能なため、安全に共有できるという。また、共有したアルバム上で、ユーザー同士がコメントをやりとりすることもできる。1つのアルバムに登録できる写真は1000枚まで。
「汎用のストレージサービスは画像を保存するのに最適なインターフェースではなかった。リテラシーが低い人でも手軽に利用でき、コアユーザーにとっては『誰でも(アプリを持たないユーザーでも)共有できる』ということに注目してもらいたい。クラウドを身近に、シンプルにしていく」(リプレックス取締役の渡邊康治氏)
今後はPCからデジタルカメラの写真をSceneに取り込めるような機能なども提供していく予定。ストレージの容量で課金などを検討する。ただしスマートフォンのみで利用する場合は基本無料でサービスを展開していくという。
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