東京放送ホールディングス(TBS HD)は8月30日、新会社「TBSイノベーション・パートナーズ合同会社」を設立したと発表した。出資金は2000万円で、100%TBS HDが出資する。
TBSイノベーション・パートナーズ合同会社では、TBSグループの新規事業開発を主な目的として、ベンチャー企業への出資や連携、協業を進める。ベンチャー企業やその起業家との接点を拡大することで、新事業成長を加速を狙う。
TBS HDとTBSイノベーション・パートナーズ合同会社では、9月前半にも18億円規模のベンチャーファンドを組成する。同ファンドでは、国内外のメディアやコンテンツ、エンターテインメント、IT分野を中心とするベンチャー企業等への出資を進める。
2013年1月にフジ・メディア・ホールディングスが「フジ・スタートアップ・ベンチャーズ」を設立し、スマートエデュケーションやエイリム、ジモティーなどへ出資をするなど、メディア企業によるITベンチャーへの投資がにわかに活発になってきている。業界では、今回のTBSの参入に加えて、他のメディア企業によるベンチャー投資の可能性があるといった話題も出ている。
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