膨大な量の政府機密書類をWikiLeaksに漏えいした罪で、Bradley Manning被告に35年の禁錮刑が言い渡された。
Denise Lind大佐によって米国時間8月21日に言い渡されたこの量刑は、敵のほう助という最も重い罪状を除くほぼすべての罪状で有罪を言い渡した7月30日の判決を受けたものだ。Lind大佐は、メリーランド州フォートミードで行われた8週間にわたる軍法会議の判事を務めていた。
また米陸軍ワシントン軍管区のプレスリリースによると、Manning被告の階級は上等兵から二等兵に降格されるという。同被告はすべての給与や手当を失い、不名誉除隊に処されることになる。
Manning被告は最高で90年の量刑を言い渡される可能性があったものの、検察側は最低60年の量刑を強く求めていた。Guardianが20日に報じたところによると、Joe Morrow大尉は19日の最終弁論で、長期の刑が言い渡されれば、Manning被告の行動を真似ようとする他の兵士を思いとどまらせる効果があるはずだと述べていたという。
弁護側は、25歳の被告が釈放されてから人生をやり直す機会を持てるよう、量刑を25年以下にするよう求めていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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