気になる製品や話題のトピックなどについて、CNET Japan編集部が二者択一のお題を出し、読者の方がどちらを支持するかを選んで投票するユーザー参加型コンテンツ「CNETどっち?」。ここでは、過去のお題の中から反響が大きかったものや、印象的な意見が寄せられたものを選んで紹介していきます。
マイクロソフトは、Windows 95から搭載していた「スタートメニュー」を、2012年10月に発売された「Windows 8」で廃止しました。同社では、タッチ操作を前提としたOSであるためと説明していますが、ユーザーはこの決定についてどのように考えているのでしょうか。そこで、今後もWindows OSにスタートメニューは必要かどうかを質問しました。結果は「必要」が93票、「不要」が52票となりました(対象期間:7月2日~8月13日)。
多くの票を集めた「必要」派の意見をみると、馴染みのあったスタートメニューがなくなったことで「使い勝手が悪くなる」といった声が多く聞かれました。また「従来のスタートメニューに匹敵する UIができていない段階では、廃止するのは妥当でない」「タッチパネルに対応していないハードがまだ主流ななかでは必要」といった、Windows 8のOSとしての完成度やタッチパネル対応モデルが普及していない点などを指摘する意見もみられました。
一方、「不要」に投票した人からは「(Windows)7の時からよく使うアプリはタスクバーから起動していたし、8のスタート画面にも十分満足している」「全く新しいUIとして登場したのなら過去を引きずる必要はない」といった、新しいユーザーインターフェースに“慣れてしまえば問題ない”とする意見が多くあげられていました。
なお、次期Windowsのプレビュー版である「Windows 8.1 Preview」では、スタートメニューが復活しています。ただし、従来のOSのようなメニュー表示ができるわけではなく、スタート画面にすばやく戻ったり、「Apps View」と呼ばれるアプリの一覧画面にアクセスしたりできる、スタートメニューの“ような”機能となっています。スタートメニューが今後、どのような扱いになるのか引き続き注目したいところです。
>>投票結果や意見の詳細はこちらから
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