スクウェア・エニックス・ホールディングスは8月6日、2014年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。
売上高は240億8300万円(前年同期249億1400万円)、営業利益は6億8900万円(同11億6300万円の赤字)、経常利益は14億9800万円(同20億4900万円の赤字)、純利益は4億9300万円の赤字(同20億7700万円の赤字)となった。前年同期と比較して売り上げは減少しているものの、営業利益や経常利益で黒字となっている。なお、開発方針の変更にともなう開発中のゲームタイトルの見直しにより、特別損失としてコンテンツ評価損を約16億円計上。純利益は赤字となったが、その幅が縮小している。
同社では大型新作タイトルの発売はなかったものの、ブラウザやスマートフォンなどをプラットフォームとしたコンテンツにおいて、「戦国IXA」が堅調に推移しているほか、「拡散性ミリオンアーサー」家庭用携帯ゲーム機向けに配信しプラットフォームを拡大したことと、韓国に続く台湾でのヒットなどで順調に推移したとしている。また、アミューズメント施設運営でも、既存店の売上高が前年同期を上回ったとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス