Adobeの「Marketing Cloud」製品シリーズのソーシャルメディア管理および監視プラットフォーム「Adobe Social」が、ついに4つの主要ネットワークのデータにオンラインでアクセスできるようになった。
Adobe Socialに「LinkedIn」「Foursquare」「Instagram」「Flickr」のデータアクセス機能が導入された。
同プラットフォームには既に「Facebook」「Google+」「Reddit」「Tumblr」「Twitter」が統合されており、今回の導入はそれに続くものだ。
Adobe Socialの理念と構成は従来どおりとなっている。デジタルマーケティング担当者は、Adobe Socialを使ってこれらのネットワークを監視してソーシャルな会話に耳を傾け、消費者のトレンドや行動をリアルタイムで特定することが可能となるはずだ。
ただし、これら4つの人気ソーシャルネットワークおよびモバイルプラットフォームの統合に合わせて、いくつかの新機能も導入されている。
例えば、Adobe Socialに新たに加えられたコンテンツの発行機能のほか、LinkedInの「Company Pages」や「Groups」に関するメトリクスの分析機能が利用可能になる。
さらに、マーケティング担当者は、Foursquareのチェックイン情報を通じて、位置情報ベースの活動や周囲の状況を詳しく知ることができる。
Flickr、Foursquare、Instagramへのアクセス機能の追加はただちに適用される。
LinkedIn情報の統合機能は、現在ベータ版に限定して提供されており、一般提供は2013年中に行われる予定(提供日は不明)だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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