例年より早く梅雨が明け、7月上旬にもかかわらず連日35度を超える猛暑日が続いている。暑さがピークを迎える8月はもちろん、9月頃まで夏の厳しさは続くだろう。そうなるとやはり気をつけたいのが「熱中症」だ。そこで、ここではスマートフォンで利用できる熱中症対策アプリをいくつか紹介しよう。
外が暑くてもついつい無理をしてしまい、知らぬ間に危険な状態に……。「熱中症アラート」はそうしたリスクを防ぐために、気温、湿度、気象条件から熱中症指数を計測してくれるアプリだ。現在の熱中症危険度を、マスコットキャラの“てなびん”が表情豊かに教えてくれる。危険度が一定に達すると通知してくれるので、気が付いたら熱中症、なんて事態も防げるだろう。
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熱中症という言葉はよく聞くけれど、どうして熱中症にかかるのか、またどうやったら治るのかをよく知らないという人も多いのではないだろうか。「熱中症ナビ」では、気温、湿度、WBGT(暑さ指数)などに加えて、ドクターによる熱中症に関するコラムや、豆知識、基礎的な知識などを学ぶことができる。
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「熱中症警戒計」は熱中症ナビと同様に気温や湿度、WBGTなどの基本情報を一目で確認することができる。またアプリ内の「熱中症メモ」を開けば、温度と湿度がどういった比率になればどの程度危険になるかが、カラー表で分かりやすく理解できるようになっている。
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マスコットキャラクターである“ぴーこん”が、熱中症危険度をお知らせしてくれる「あなたの街の熱中症予防」。このぴーこんをお世話すると、1日1回スタンプがもらえる。スタンプが貯まると「こえ掛け応援キャラクター」が次々と登場するという。こういった遊びの要素があると、毎日使っていても飽きることがなさそうだ。
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気象情報サイト「ウェザーニュース」のスマートフォンアプリである「ウェザーニュースタッチ」では、熱中症の危険性を事前に通知するサービス「スマートアラーム熱中症モード」を有料会員向けに提供している。設定した地域環境が、熱中症になる危険な域に達する前に、通知機能で知らせてくれる。
ウェザーニュースには「熱中症モード」の他にも、台風や雷、花粉や桜前線など、気象に関するさまざまなチャンネルを持っている。有料会員になる必要があるが、チャンネルの多彩さ、実用性から見て、登録しておいて損はないはずだ。
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しばらくは暑い日が続くことが予想され、熱中症にかかるリスクも増えていくことは間違いない。予防対策アプリをインストールしておけば、その可能性もぐっと減らすことができるだろう。猛暑の夏を乗り切るためにぜひ活用してほしい。
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