ミクシィは7月11日、SNS「mixi」において、CtoC(個人間売買)向け機能「mixiマイ取引」の提供を開始した。
mixiでは、2004年のサービス開始当初よりコミュニティなどを通じてユーザー同士の個人間売買が多く行われてきたという。同社が2012年にコミュニティ管理者やユーザー約1100人を対象にした調査をしたところ、約60%がコミュニティでの売買経験があると回答。「売買が簡単にできる仕組みがあれば使ってみたい」という声は70%以上になったという。また、調査後に開催した「ユーザーファーストウィーク」などでのヒアリング、一部コミュニティでのサービスの試験提供などを経て、正式なサービス提供に踏み切った。
mixiマイ取引では、ユーザーが販売したい商品を1点から登録できる。登録した商品のURLをコミュニティに投稿すると、自動的に商品情報が表示されて販売が可能になる。
URL自体はmixi外のサービスからもアクセス可能なため、FacebookやTwitterにURLを投稿して、そこから商品ページに誘導することもできる。ただし、商品を購入するにはmixiへのログインが必要となる。
利用料金は、購入者がmixiあんしん支払いの手数料として4.2%(1000円未満の場合42円)支払う。販売者は、銀行の入金時に手数料として105円が差し引かれる(500円未満の場合は次回に繰り越し)。なお、支払いはmixiあんしん支払いの利用のため、現在支払いはクレジットカードに限定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス