SNS「mixi」に個人間売買向け機能「mixiマイ取引」--エスクローサービスも提供

岩本有平 (編集部)2013年07月11日 17時16分

 ミクシィは7月11日、SNS「mixi」において、CtoC(個人間売買)向け機能「mixiマイ取引」の提供を開始した。

 mixiでは、2004年のサービス開始当初よりコミュニティなどを通じてユーザー同士の個人間売買が多く行われてきたという。同社が2012年にコミュニティ管理者やユーザー約1100人を対象にした調査をしたところ、約60%がコミュニティでの売買経験があると回答。「売買が簡単にできる仕組みがあれば使ってみたい」という声は70%以上になったという。また、調査後に開催した「ユーザーファーストウィーク」などでのヒアリング、一部コミュニティでのサービスの試験提供などを経て、正式なサービス提供に踏み切った。

 mixiマイ取引では、ユーザーが販売したい商品を1点から登録できる。登録した商品のURLをコミュニティに投稿すると、自動的に商品情報が表示されて販売が可能になる。

 URL自体はmixi外のサービスからもアクセス可能なため、FacebookやTwitterにURLを投稿して、そこから商品ページに誘導することもできる。ただし、商品を購入するにはmixiへのログインが必要となる。

 利用料金は、購入者がmixiあんしん支払いの手数料として4.2%(1000円未満の場合42円)支払う。販売者は、銀行の入金時に手数料として105円が差し引かれる(500円未満の場合は次回に繰り越し)。なお、支払いはmixiあんしん支払いの利用のため、現在支払いはクレジットカードに限定している。

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