メタップスの子会社でシンガポールに拠点を置くMetapsは6月17日、決済手数料が一切かからないオンライン決済サービス「spike(スパイク)」のクローズドベータ版を公開した。当初は招待制で提供する。現在は国際特許の取得段階にあるため、一般公開は夏以降を予定しているという。
通常、ネット上でクレジットカードの決済ソリューションを導入すると、決済ごとに平均約3%の手数料と30円程度のトランザクションフィーがかかる。たとえば、「PayPal」は国内手数料が3.6%+40円となる。
これがspikeでは、初期費用や月額費用に加えて、決済手数料やトランザクションフィーも無料で利用できる。気になるマネタイズの方法については「国際特許取得までは非公開」(同社)として明かしていない。
決済システムの導入ハードルが低いのも特長だ。管理画面から作成できる個別の決済リンクを、自身のウェブサイトやアプリに設置するだけで利用できる。PCに加えて、スマートフォンやタブレットにも対応しているという。今後は、カスタマイズ可能なAPIも整備していくとしている。
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