「ReduceBlueLight」は、俗にブルーライトと呼ばれる可視光線の帯域をカットすることで、目の痛みや疲れが起こりにくくするアプリだ。透過率はスライダで調整でき、完全にオフにすることもできるなど、ブルーライト対応メガネやフィルターといった物理的な対応策に比べて、使い方に合わせて小回りがきくのが特徴だ。
アプリの仕組みはシンプルで、機能をオンにすることにより、これらブルーライトにあたる可視光線の帯域をディスプレイ上で表示させなくするというもの。ディスプレイへの出力を制御するので、とくにアプリに依存するわけではない。画面のコントラストを調整して覗き見を防ぐプライバシーフィルターアプリと基本的な仕組みは同一だ。
アプリをオンにした状態では、画面はやや茶色がかって表示される。これは一般的なブルーライト対応メガネや保護フィルターと同じ傾向だ。透過率はスライダを使って調整できるので、色味の変化があまりにも気になるようなら弱めにすることもできる。また動画の再生など、黒をしっかりと発色させたい場合は完全にオフにすることもできる。
ブルーライトの対策としてはメガネやフィルタが有名だが、前者は就寝前後などメガネをかけていない時間帯には効果がなく、後者はいったん貼り付けてしまうと手軽にオフにできないデメリットがある。本アプリはこれらの欠点をカバーできる方法として有効だ。個人差はあるが、しばらく使っていると、これまで目が感じていた刺激が緩和されているのを感じることができるので、試してみる価値はある。今回紹介しているのは有料版だが、広告がある代わりに無料で試せるライト版も用意されているので、まずはこちらを導入してみるとよいだろう。
>>「ReduceBlueLight」のダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス