BlueStacksは米国時間6月7日、「Android」向けゲームをテレビで楽しめる「GamePop」コンソールの加入者が、「iOS」専用ゲームも新たに利用できるようにすると発表した。
GamePopは、同社が「Looking Glass」と呼ぶ、携帯端末とテレビ間の新たな接続技術を用いることで、iOS対応のゲームを非iOS端末で実行できるよう変換する。同社は今回、GamePopのサブスクリプションサービス(月額7ドル)の一部として、iOS向けゲームを主に手がけるSubatomic Studiosのゲームを加えることを明らかにした。GamePopは2013年中にリリースされ、価格は130ドルとなる予定だが、GamePop.tvでの事前予約登録者には6月30日まで無料となっている。
Subatomicは人気ゲーム「Fieldrunners」で知られている。同社のゲームは現在、Androidや「Steam」など複数のプラットフォームで利用できるが、BlueStacksのマーケティングチーフであるJohn Gargiulo氏によると、Fieldrunnersは初期の「iPhone」をゲーミングプラットフォームとして適したものとして位置付けるのに貢献したという。
BlueStacksの最高経営責任者(CEO)であるRosen Sharma氏は、Looking Glass技術の仕組みについて詳しく語らなかったが、これはエミュレータではないとしている。「Looking GlassはAPIレベルで動作しており、エミュレートはしていない。(ゲーム)アプリを実行することや、(GamePop)アプリをコントローラとして使用することに関する、あらゆる面を包含している」(Sharma氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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