エイサー、「Windows 8」搭載8インチタブレット「Iconia W3」などを発表

Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年06月03日 18時29分

 Acerは、新たな8インチの「Windows 8」タブレット「Iconia W3」、薄型「Aspire S3-392」ウルトラブックと「Aspire S7-392」、新しくなったオールインワンデスクトップPC「Aspire Z3」を発表した。各製品の概要は以下の通り。

 Iconia W3は、初の8インチWindows 8タブレットとされている。重さは1.1ポンド(約499g)で、厚さは0.45インチ(約11.4mm)。現世代のIntel「Atom Z2760」プロセッサを搭載し、価格は379ドルとなっている。フルWindows 8を搭載し、1280×800の画面、32または64GバイトのSSDストレージ、2メガピクセルの前面および背面カメラ、micro-HDMIおよびmicro-USBポート、1度に最大32Gバイトまで対応するmicro SDカードスロットを備える。

 「Microsoft Office」がプレインストールされており、報道陣向け写真では、オプションによるフルサイズのBluetoothキーボードとドッキングされていた。米国時間6月4日に米国で先行注文が可能になる予定だ。

提供:Acer
Iconia W3
提供:Acer

 Aspire S3-392ウルトラブックは、2012年に発売された「Aspire S7」同様、13.3インチで1080pのウルトラブックだが、NVIDIAの「GeForce GT735M」のグラフィックスと、より大容量となる1テラバイトのハードドライブオプションで、さらに強力になっている。米国での発売や価格については明らかにされていないが、S3には最新のIntel第4世代「Core-i」シリーズである「Haswell」CPU(具体的な型番は不明)が搭載されている。

 S7同様、ディスプレイは180度回転するが、背面は「Gorilla Glass」ではなくすべてアルミ製だ。S7よりもやや重く、厚みも増しており、1.65kgで17.8mmとなっている。スリープモードから1秒未満で起動するなどの特徴がある。

提供:Acer
Aspire S3-392
提供:Acer

 Aspire S7-392タッチスクリーンウルトラブックも、第4世代Intelプロセッサにアップグレードしている。Acerは、新型CPUにより電池稼働時間が33%向上したとしている。改良点としてはこのほか、オプションによる解像度2560×1440のディスプレイ、新たな「エレクトロルミネセント」バックライトキーボードなどがある。

 最後に、AcerはオールインワンデスクトップPC「Aspire Z3」のアップデートも発表した。23インチで1080pのIPSディスプレイと、harman/kardon製スピーカーを搭載する。プロセッサについては明らかにされていない。

提供:Acer
Aspire Z3
提供:Acer

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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