Facebookのブランドデザイン担当グローバルヘッドを務めるPaul Adams氏は米国時間5月24日、同社を去って新興企業のIntercomに加わると発表した。サンフランシスコを拠点とするIntercomは、ソーシャルCRMツールを開発している。
Adams氏は2011年初めにFacebookに加わり、Starbucks Coffee、Nikeなどを顧客とするデザインプロジェクトやマーケティングプロジェクトを率いた。
Facebookに入社する以前、Adams氏はGoogleのユーザー体験チームに4年間在籍し、「Gmail」や「YouTube」「Google Latitude」、すでにサービス提供を終了した「Google Buzz」に取り組んでいた。また、「Google+ Circles」を支えるアイデアの発想にも貢献した。これは友人をグループ化する機能で、同氏がGoogleを去ってからわずか数カ月後にリリースされた。
Adams氏は、Intercomで製品デザインの責任者を務め、シードラウンドで資金を調達した同社の製品ロードマップに一役買う。
Adams氏が去る以前にも、Facebookが株式公開してから他社に移籍した幹部は大勢いる。製品担当ディレクターのBlake Ross氏は2月に同社を去り、エンジニアリングディレクターのJosh Wiseman氏もその数週間後に辞職した。ゼネラルカウンシルのTed Ullyot氏も2013年夏に同社を去る予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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