Bluetoothヘッドホンで知られるJawboneは、ウェアラブルテクノロジ事業を拡大するため戦略的な買収を実施している。
Jawboneは米国時間4月30日、BodyMediaの買収を発表した。BodyMediaは、ウェアラブルなボディーモニタやセンサを専門とする企業だ。BodyMediaは、87件の特許を保有し、「Fit」製品ラインを製造している。これには、ユーザーの減量をサポートできるClass II医療機器として米食品医薬品局(FDA)に登録された機器も含まれている。
All Things Digitalによると、今回の買収は1億ドルの規模だという。JawboneとBodyMediaはいずれも買収金額を明らかにしていない。
Jawboneはすでに、「Up」として知られるリストバンド型のモニタを販売している。ユーザーの健康状態を監視し、目標を設定できるよう設計されている。Upには、歩行やカロリー、睡眠の監視などの機能がある。また、ユーザーが長い間運動をしていない時には、アラートを鳴らす。
BodyMediaは、汗や体温を計測し、監視の精度を改善するような精密なボディーセンサを備えるボディーモニタを販売している。BodyMediaによると、同社のモニタは1分あたり5000件の装着者のデータポイントを記録するという。
さらにJawboneは30日、Upリストバンドの「iOS」アプリをアップデートしたと発表した。「LoseIt」「MyFitnessPal」「Notch」など10件のフィットネス関連アプリで収集する情報と統合できるようになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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