Amazon.comの個人向けクラウドストレージサービス「Cloud Drive」には、すでにファイル同期機能が備わっていると思っていた人もいるだろう。
しかし最近まで、ファイル同期機能はなかったことがわかった。
米国時間4月1日にThe Vergeが報じたところによると、AmazonはCloud Driveユーザー向けにこの新機能をひっそりと公開したという。
ファイル同期機能は、クラウドベースのストレージおよびコラボレーションプラットフォームではかなり標準的と思われる機能であり、Amazonの機能も他のサービスと大きく変わらないようだ。
ユーザーが特定フォルダにファイルをドロップすると、ファイルは自動的にアップロードされ、Cloud Driveを搭載するすべてのデバイス間で同期される。この機能は「Dropbox」「Box」「Google Drive」などのサービスですでに提供されている。
Amazonが同機能の提供にこれほど時間がかかったというのが少し驚きだ。
おそらく、これまで企業向けサービスに多大な注力(と牽引力)を傾けてきたAmazonが、今後は消費者向けクラウドサービスにもより関心を向けようとしているのだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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