サムスンは、サードパーティーのキーボード開発企業であるSwiftKeyと提携し、そのプロプライエタリな技術を「GALAXY S IV」のキーボードに搭載した。
提携の範囲は現在のところ明らかにされていないが、この動きは実りあるものだと考えられる。サムスンは自社携帯電話のキーボードに非常にパワフルな入力技術を採用できる一方、SwiftKeyは人気の高いデバイスに自社技術を採用してもらうことで、その普及に拍車をかけられるようになる。ただし、GALAXY S IVのキーボードがSwiftKey製品としてブランド化されるわけではなく、同社の技術が採用されるだけとなる。
ニューヨークで開催されたGALAXY S IVの発表イベントにおいて、SwiftKeyの共同創業者兼最高技術責任者(CTO)であるBen Medlock博士はこの件について確認するとともに、「サムスンは、同社の主力携帯電話であるGALAXY S IVの心臓部にSwiftKeyの革新的なキーボード技術を採用した。このことはできる限り多くの人々に対して最高のタッチスクリーン入力エクスペリエンスをもたらすというわれわれのビジョンにとって大きな一歩である」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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