資産管理ツール提供のマネーフォワード、第三者割当増資で約1億円を調達

岩本有平 (編集部) 浅賀美東江2013年03月14日 17時00分

 マネーフォワードは3月14日、個人投資家、早稲田情報技術研究所および創業メンバーを引受先とする第三者割当増資を実施し、総額1億264万5000円を調達したと発表した。

 調達資金は開発人員の採用にあて、経営基盤の強化を図るとともに、資産管理、家計管理ツール「マネーフォワード」の開発と、お金に関する個人向けのプラットフォーム構築を進める予定だ。

 マネーフォワードは、複数の口座情報を一括管理し、家計簿を自動作成する、資産管理、家計管理サービス。PC向けサイトおよびiPhoneアプリにてサービスを提供する。

 銀行や証券、クレジットカードなど65社の口座情報を登録することで、自動的に口座の情報を取得して分類。様々な条件で資産や家計を管理できる。1週間ごとに資産の情報をメールで配信するといったこともできる。「我々がやりたいのは、『お金のペイン』をなくすこと。お金に関わる負担を減らし、やるべきことはお伝えして、それを自動化する。そして現状を把握すれば改善案を提案していく」(マネーフォワード代表取締役社長 CEOの辻庸介氏)。

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